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市内初の大河ドラマ館 深く鎌倉の歴史を発信

2022年4月11日
営業部:後藤 文昭

2022年4年11日(月) 配信

撮影で使用した衣装などを展示

 鶴岡八幡宮境内、鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム内(神奈川県鎌倉市)に3月1日、「鎌倉殿の13人 大河ドラマ館」がオープンした。

 撮影で使用した衣装や小道具、鎌倉幕府の当時の中枢を再現したオリジナルのジオラマなどを展示。内容は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送に合わせて随時更新する。

 「北条時宗」や「義経」などこれまでも鎌倉が関わる大河ドラマが放送されてきたが、市内に大河ドラマ館が設置されるのは初めてだ。

 大河ドラマに地名が入ったのは61作品目にして初。また、今回の主人公が「北条義時」であることから、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」鎌倉市推進協議会は、深く鎌倉の歴史を発信する機会と捉え、設置を決めた。

 期間は、2023年1月9日まで。料金は高校生以上1千円、小・中学生500円。大河ドラマ館開館期間中の土・日には、同館を起点にガイドツアーも実施する。

 入館時に渡されるパンフレットを提示すると、鎌倉国宝館と鎌倉歴史文化交流館に各1回無料で入場できる。両館では「北条氏展」と題し関連企画展を12月まで展開。2館を回ることで1つの展覧会が完成する仕掛けになっている。

 鎌倉歴史文化交流館では6月11日まで「幕府草創を支えた宿老たち」と題し、鎌倉殿を支えた重臣たちが、幕府成立にどのように寄与したか紹介する。
 

 一方の鎌倉国宝館では6月12日まで「武士の姿への憧憬」と題し、鎌倉武士にまつわる画題の浮世絵や屏風絵などを展示する。

  市内では、訪れた人が関連史跡を周遊しやすい環境整備なども進められている。同推進協議会は学芸員とともにゆかりの地21カ所を選定し、解説板を設置した。

 市内にある「ホテルメトロポリタン鎌倉」では、ホテル公式インスタグラムをフォローすると鎌倉武士に愛された「勝色」で染めたホテルオリジナルの手ぬぐいを贈るお得な宿泊プランを販売している。

ホテルが配布するリーフレット

 また、ロビーには、源頼朝と彼に仕えた北条義時ら13人の重臣に焦点を当てそれぞれのゆかりの地を紹介する、スタッフ手作りのリーフレットを用意。人物解説や史跡、寺院などの紹介に加え、周辺のおすすめの飲食店などの情報も記載している。

 

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